本日、六甲のフクギドウにて金継ぎ教室の2回目に参加してきました。
今日の工程を紹介していきます。
まず漆を筆で塗っていきます。
最初にパテと器の境界線を描くように塗り、その後に中を塗りつぶしていきます。
黒い漆や色んな色の漆を絵の具のように混ぜて、オリジナルの漆を作ることもできます。
金で修復するものは、漆が乾くのを待って、綿棒に綿を巻き付けたもので金を少しずつすくって、ポンポンと器に乗せていきます。
最後に優しくなでて、金を器になじませたところで今日の工程は終わりです。
私の飯椀は白い漆の下地に金を乗せたので落ち着いたつや消しのような金になりました。
下地を茶色の漆にすると輝きの強い金になり、仕上がりの雰囲気が変わります。
この後、先生が上薬を塗ってくださり、金継ぎを完成させてくださいます。
初めての金継ぎ経験でしたが、2日に渡り、下手なりに一生懸命取り組んだせいか器への愛着も大きくなりましたし、
割れる前より良い器になった気すらしました。
器を受け取れる日が待ち遠しいです。
最後に。阿部太一さんと齋藤十郎さんの小皿を買って帰りました。