Ristorante Due −Olive Bar Kobe Kitano−

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店内カウンター

 

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外観 入り口

 

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店内 テーブル席

 

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GV鮑 肝ソース

 

神戸の居留地にあるイタリアンレストランの「Olive Bar」(オリーブバール)

3月23日に北野に新店舗となる「Ristorante Due」(リストランテ デュエ)をオープンされました。

この度、Ristorante Due(リストランテ デュエ)のホームページを制作させていただきましたので、ホームページの紹介と共に、お店の紹介させていただきます。

神戸北野にNew Openされた「Ristorante Due」(リストランテ デュエ)は、日本ならではの感覚を活かした「割烹仕立てのイタリアンレストラン」で、注文した料理を目の前でシェフが調理してくれるスタイルです。

こだわりのカッシーナ社のチェアに腰掛けながら、広々とした一枚板のカウンターで、ゆっくりとコースメニューを楽しむことができます。

調理法にもこだわって、スペインから取り寄せたガストロバック(減圧加熱調理器)や炭火などで美味しさを追求しています。

20時まではコースのみで8,000円/10,000円/12,000円/15,000円の4コースからお選びいただけます。
(コース内容・お写真はコチラから)

20時以降はアラカルトも用意されています。

ドリンクメニューでは、神戸での取り扱いがココだけとなる「KENZO ESTATE」の「asatsuyu」と「ai」、「OPUS ONE WINERY」の「OPUS ONE」を味わうことができます。

そのほか、神戸の街並を眺めながらのスモーキングスペースや、洗練されたカッシーナ社のランプなどオーナーのこだわりがたくさん詰まったレストランです。

素敵な空間で、イタリア仕込みのシェフの和伊折衷の新境地をお楽しみください。

そして、パーマネントデザインが担当させていただいたホームページもちらっとご覧いただければ幸いです。

「Ristorante Due」(リストランテ デュエ)ホームページ
http://ristorante-due.jp

琳派400年

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大阪の高島屋へ琳派400年を記念して開催された「細見美術館 琳派のきらめき」という展覧会を見に行ってきました。

琳派とは本阿弥光悦と俵屋宗達を始祖とし、彼らに影響を受けた尾形光琳、そして光琳に影響を受けた酒井抱一に私淑という形で受け継がれた美術の流派です。

華やかな色使いと大胆な構図で現代のグラフィックデザインに通ずる作風が特徴です。

今年は琳派の創始から400年でした。

扇絵や掛け軸などたくさんの作品が並ぶ中で、やはり屏風絵は目を引きました。

巨大な屏風に大胆に配されたモチーフや特徴だけを的確に捉えて引き算された画風など「琳派」の王道の世界観を間近で感じることができました。

華やかな作品の一方でたらし込みという技法で表現された水墨画も魅力的でした。

墨の滲みを利用した「たらし込み」で、ネコの毛のほわほわした質感や、木の枝のデコボコを見事に表現していました。

琳派の系譜を受け継ぐ作家たちは、パソコンの無い時代に手描きでグラフィックデザインを表現したアーティスト集団だったのだなと感じました。

ガウディ×井上雄彦 -シンクロする創造の源泉-

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兵庫県立美術館で「特別展 ガウディ×井上雄彦 -シンクロする創造の源泉-」を見てきました。

展示は井上雄彦さんの漫画から始まります。

幼い頃からリウマチを患っていたガウディ少年が、動いて遊ぶことよりもじっと自然の造形を観察して遊んでいた様子が描かれています。

冒頭の井上さんの漫画が展示の世界へグッと引き込んでくれました。

自然に魅了されたガウディは、建築作品にも自然の造形を取り入れて、学生時代からその才能を存分に発揮していました。

展示ではガウディの大学時代の卒業発表のための図面からサグラダ・ファミリアやカサ・ミラの模型まで、たくさんの資料を見ることができました。

ガウディの資料を見た感想は「どこまでも美しい!」でした。

設計図面の小さなキャプションや、設計の完成イメージの中に描かれている人など、細部までデザインされているし、建築物は床のタイル・ドアの取手・排気口までぬかりなくデザインされていました。

ガウディが建築デザインに全力を注げたのは、イメージを忠実に再現してくれる職人さんたちや莫大な費用を投資してくれる資産家たちに支えられていた事は確かです。

しかし、ガウディの作品が一瞬で誰をも虜にしてしまうくらい魅力的なのも確かです。

その類い稀なる才能が彼の周りに人を引き寄せたのだろうと思いました。

そして、彼らの創りあげた世界観を100年後の私たちも楽しむことができることに感謝しました。